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〜街角ドキュメンタリー〜
素人名言劇場

【素人名言_ドキュメントNo.9・後編】
名前:亀和田 咲さん/31歳(女性)
インタビュー日時:2018年1月某日、夕方5時ごろ
インタビュー場所:上野 

「周囲の人間から人一倍「かわいい」と言われたがるなど、とにかく愛情を強く求める亀和田 咲(仮名)さんの素人インタビュー。後編です。(詳細は前編へ


街角ドキュメンタリー


◎どうしてすばらしい旦那さんがいるにも関わらず、石毛さんを含めて、そこまでしてみんなから愛されようとするんですか? さっきから思っていたんですけど、何か亀和田さんって男性に対して無駄に媚びているというかぶりっこをしているというか、良く見られようっていう気持ちが強すぎないですか?
やっぱりそう見えますよね(笑)。なんか自然とそうしてしまうんですよね。実は小学校のときにものすごいいじめにあっていたんです。そのときなるべくいじめられないように、クラスの人気者のマネとかをしながら、自分なりに可愛くとか人懐っこいふるまいをしたりしていて。それ以来、かわいがられたいという気持ちが自然と強く出ちゃうんです。愛されているっていうことをめっちゃ感じたいっていうか、それが無意識のうちに自分自身を守る術になっていたのかもしれないです。


◎そうだったんですね。いじめの原因は何だったのですか?
わかりません。ただ身長が低くて太っていて、しかも性格的に内気っていう典型的ないじめられっこ気質で、当時はデブとかブスとかブタとか色々と言われていました。本当に死にたくなるような地獄の毎日でした。でも中学に入ったら少し背も伸びて全体にちょっとスマートになって、彼氏もできたんです。


◎それは良かったじゃないですか。
でもその当時の彼の言葉の暴力を含めた、あらゆる暴力がひどかったんです。毎日のようにブスとかブタとかデブとか言われながら、殴られたり蹴られたり、煙草の火を押しつけられたりもして。ただそんなDVの後はすごい優しくしてくれるし、私も彼が大好きだったから離れられなくなってしまったんですよね。でも中学を卒業したらその彼とは別々の高校に行くことになり自然消滅して、高校では別の人とつきあったんです。

でも残念ながらその人も、中学のときに付き合っていた人と同じ人種でした。最初は優しくてすごく幸せだったんですが、時間が経つにつれてドエスな性格が段々出てきて。暴力もそうですけど、私の事をすごい下等で醜い人間っていう存在として扱われていたんです。付き合っているのに「お前と手を繋ぐと汚いから嫌だ」とか「ブスのお前と付き合えってやってる俺をありがたく思え」ってずっと言われて。


◎何でそんな人と付き合い続けたのですか?
なんかそんなことを言われ続けていたら、こんな私と付き合ってくれて本当にありがたいことなんだなって洗脳されちゃって。小中高校ってそういう暮らしをしてきたせいか、自分はブスで下等な人間だっていうことがコンプレックスになっていて、男性や周囲に対する接し方がわからなくなっちゃったんだと思います。だから鏡をみても、今だに自分のことがかわいいと思えないし、まったく愛せないんです。


◎そういうことだったんですね。
とにかくつねに誰かと接していたいというか、みんなとつながってたい。今は夜中でもツイッターでずっと話しているし、できることなら触れられていたいとも思っちゃう。

誰からもかわいがられたいとか、愛されたいという気持ちが強いんです。その中でも石毛さんは私のタイプだっていうことはあると思います。ただセックスをしたいとかそういう気持ちはなく、好きでいてほしいっていう、ただそれだけなんです。気持ちだけで満足っていうこともありますが、私は身体的にもう子どもを産めないんです。


◎どういうことですか?
実は数年前に子宮がんにかかって手術をして、そのときにその辺の内臓は全部取っているんです。だから今年3歳になる息子も実は養子なんですよ。自分のお腹を痛めて産んだ子どもではないですけど、私も旦那もすごく愛しているので、だから絶対に離婚はないんです。

そのがんのせいか、ホルモンバランスがすごい崩れちゃって、抗がん剤をうって体重が一気にあがって身長が149cmしかないのに一時期70kg台にまでなっちゃったんです。旦那は命があっただけでもありがたいことだから、別に容姿が変わっても気にしない、むしろ太っている方がかわいいよって言ってくれてはいましたが、私は醜く太った自分が許せなくて、しばらく太っていたんですが最近ダイエットを始めたんです。そして痩せてくるとダイエットがどんどん楽しくなって、いつしかメイクや服装にも気を遣うようになったら、回りの男性たちが「きれいになった」って言ってくれて。それがすごく嬉しかったんですよ。

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◎ それは良かったですね。
あと私、子供の頃からずっとコンタクトを使っていて、その影響で眼瞼下垂(がんけんかすい)っていう、目ぶたを引っ張り上げる筋肉が弱って、目蓋が垂れてきちゃう病気になっちゃって。私の場合は日常生活に支障のない症状なので手術の必要はないんですけど、でも目を二重目蓋にしたいからやりたいんです。ただ目蓋を一度切り取って上にあげるとなると、ほぼ美容整形になっちゃうっていう(笑)。

旦那にやりたいって言ったら「君が思っているほど目蓋の垂れ具合は誰も気にしていないし、やってもそんなに変わらないよ」って言われました。確かに軽度なので大した変化はないっちゃないけど、気持ち的にちがうじゃないですか。だからやりたいんです。今なら体も痩せているし、超絶かわいくなって人生を謳歌するチャンスだと思うんです(笑)!


◎石やればいいと思いますよ。
ですよね! 今まで苦労をした分、これからはもっとかわいくなって、今より楽しく生きるんだ!人生はプラマイゼロってことで(笑)。あとちょっとお聞きしたいんですけど、私の顔、あとどこをいじったらいいですかね?


◎何ですかいきなり?
この前とある美容外科クリニックにカウンセリングに行ってきたんです。病気で目蓋を手術をする以外に「とにかくかわいくなりたいんですけど、どうしたらいいですか」ってたずねたりして。そうしたら先生から「どんな顔になりたいの」って聞かれたんですけど特になくて、とりあえず資料だけもらって帰ってきました。


◎どうですかね。私は特にいじらなくてもメイクでどうにかなると思いますけど。
あ、そうそう。あと、また別の日にメイクレッスンも受けたんです。そのときに眉毛や鼻の位置を機械ではかったんですけど、美容部員の方から顔のパーツのレイアウトは限りなくゴールデンバランスに近いって言われて。じゃあなんでブスなんですかって言う感じなんですけど(笑)。


◎とりあえずは医学的な見地に基づいて、目というか目蓋を治すわけですよね。

そうですね。下垂の分のたるみをとって、目をぱっちりにする!



◎なら、いじるのはその後からじゃないですか。それをしてから他をいじればいい。あと理想の顔が具体的になく、ただかわいくなりたいっていうのは無茶なオーダーだと思いますよ。かわいいっていう感覚なんて人によって違いますから。
そうですよね。でも毎朝鏡で自分の顔を鏡で見ると気分が滅入っちゃうんです。出社するときとか、街行く女性たちをみて「みんなはなんであんなにかわいいんだろう、なんで私はこんなにもブスなんだろう」って思っちゃったり。私って中の下くらいですかね?


◎いやいや、ぜんぜんブスじゃないですよ。私が言うのもなんですけど、整形をしなくても、もう少しメイクやファッションの努力をすればもっとかわいくなると思いますし。自分で自分のことをブスだと思ったらそういう方向に向いてしまうと思うので、まずはメンタルから改善したらどうですか?
そうですよね。でも今までのトラウマがあるからどうしたって考えちゃうんです。どうやったらみんなからかわいいと思われるんですかね? もっと大人っぽくした方がいいのかな。でも今みたいに、ほわほわした私の方が会社の人や友達は好きだと思うんです。そうなっている自分が嫌いではないですけど、求められているからやっているという気持ちもどこかにあって。



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◎人に合わせるのはやめた方がいいんじゃないですか? 憧れのタレントさんとか女優さんとかっていないんですか?
実は昔から、椎名林檎さんのことをかっこいいと思っていてすごい憧れがあるんです。


◎だったらそこに近づけるように、やりたいようにいろいろ試してみればいいと思いますよ。整形とはいわなくても、メイクや髪型、服装だけでかなり寄せることはできますから。
そうですかね。でも自分の中でどこかしらにブスが潜んでで、みんなに笑われているんじゃないかなって思っちゃいます。「ブスが化粧なんか頑張っちゃって」とかって思われているんじゃないかなって。すごく怖いんです。


◎たしかに、そういうのは気にしちゃだめって言っても気にするものですよね。でも少しずつでいいから努力してみるべきだと思いますよ。椎名林檎さんのファンクラブのオフ会とか、今の亀和田さんの知り合いが一人もいないような場所に、亀和田さんのしたいファッションで行ってみればいいんじゃないですか?みんな同じ趣味嗜好だったり知らない人同士なわけだから、すんなりと受け入れてくれそうじゃないですか。
あ、そうですね。それいいかもしれない。ただちょっとやっぱり怖いなあ…。まあでも、それを乗り越えればかわいくなれるわけですからね(笑)!かわいくなるために、ちょっと前向きに考えてみます。

いやあ、しかし今日はたくさん喋りましたねー(笑)。初対面なのにも関わらず、お話を聞いてくれてありがとうございます。なんか不思議です。インタビューをされて自分自身のことを一方的にお話しただけなのに、すごい楽になって気持ちが前向きになりました。



名言

「人生はプラマイゼロ!苦労をした分、これからは今よりももっとかわいくなって楽しく生きる!」


「進ちょくがあったら連絡しますね」と言って、満面の笑顔で去って行った亀和田さん。数週間後、彼女から連絡があり、とりあえず目蓋の手術が正式に決まったとのこと。そして、最近はヨガを始めてより女磨きに注力しているそう。写真も送られてきましたが、会ったときよりもまた少し痩せていました。そして石毛さんとの交遊は続いているものの、仕事の都合で近々彼は別の部署で働くことになり、少し距離ができるそう。これを機に「石毛さん離れ」が加速することを願ってやみません。

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